みなさん、こんにちは!
今日はエサキホームの取り組みの一つ、「大工育成支援制度」について紹介します。
少子高齢化や人口減少による労働力不足が社会問題として深刻化する中、
建築業界でも、大工不足や高齢化が問題となっています。
その減少度合いは著しく、2015年時点では35万人であった大工人口が
2030年には21万人にまで減少するとも言われています。
そんな大工不足の一因として挙げられるのが「若い大工のなり手がいない」こと。
またせっかく見習いになっても続かない・・ということもあるようです。
『そんな課題に少しでも寄与できることはないのだろうか?』
そう考えてスタートさせたのがこの「大工育成支援制度」。
若い大工見習いを育てる親方大工を支援する制度です。
育成段階を5ステップに分けて設定し、
親方子方、一体となってステップのクリアに取り組むことで、
一人前の大工に育つためのサポートをしています。
実はこの制度がスタートしたのは2018年12月。
これまでに6組がこの制度に取り組み、
2名の新しい大工さんが巣立っています。
そしてこの秋、育成過程を終了された方がまた2名。
さらに新しく育成を開始される方が2組。
合計4組の方を対象に、「卒業&認定開始の授与式」が
エサキホーム開発技術センターにて開催されました。
今回卒業された二組の大工さんとの記念撮影。
新たに取り組みを開始する大工さん二組との記念撮影。
卒業される方からは、
「ステップをクリアするたびに子方が成長していくのを感じた」
「試験などは大変だったけれど、一つずつ覚え頑張ることができた。」
など、成長を喜ぶ声が。
これから新しく制度を活用される方からは、
「制度のおかげで心に余裕を持って育成に当たることができる」
「初めてのことは多いけど、家を作るのがすごく楽しい。」など、
”これから”への期待に溢れたコメントをいただけました。
この取り組みを通じて、
「成長の喜び」や「モノづくりの楽しさ」を感じてくれる方が
一人でも二人でも増えることを願ってやみません。
引き続きこの支援活動を行い、大工不足の解消に
少しでも寄与してまいります。