大府市は愛知県西部にある名古屋市に隣接しているまちです。
交通の利便性が良く子育てしやすい環境が整っていることから、近年移住先として注目を集めています。
市内には自然豊かな公園が数多く点在していたり、子育てと教育への支援が手厚かったりと、子育て世帯が安心して暮らせるまちなのです。
そこで今回は、引っ越し先を探している子育て世帯の方に向けて、大府市の基本情報と魅力について詳しくご紹介します。
この記事を参考に、大府市への移住を検討してみてくださいね。
大府市とはどんなまち?
まずは、大府市の基本的な情報をご紹介します。
大府市の概要
愛知県大府市は、名古屋市に隣接する都市で、知多半島の付け根に位置しています。
面積は33.66k㎡で、名古屋市近郊の工業都市や住宅都市として発展し続けています。
近年、人口減少や少子高齢化が叫ばれていますが、大府市の人口は右肩上がり。
令和6年度の人口は約9万2千人、世帯数は約4万戸で、昭和45年9月1日に市制施行して以来ずっと人口は増加し続けているのです。
また、大府市の地価は高騰傾向にあります。
令和6年9月17日に公開された「地価調査」によると、大府市の住宅地の変動率は8.5%でした。
地価高騰の理由は、隣市である名古屋駅周辺の地価が高騰したことにより、ベッドタウンである大府市などに人が流れているためだと言われています。
大府市は地価の高騰からも移住先として人気のエリアなことが分かります。
交通の利便性
大府市の主要駅はJR「大府」駅とJR「共和」駅の2駅。
新快速を利用すれば、JR「大府」駅とJR「共和」駅から名古屋駅まで約15分でアクセスできるので、名古屋市のベッドタウンとして多くの人が大府市に住まいを構えています。
市内には伊勢湾岸自動車道や知多半島道路、東西南北に国道が走っているので、各方面へのアクセスが充実しています。
また、知多半島の中心近くに位置する中部国際空港へは車で20分ほどの距離です。
大府市を起点に車、電車、飛行機で全国各地への移動ができるので通勤・通学はもちろん、休日のお出かけにも困りません。
さらに、市内は自治体が運営している「ふれあいバス」で移動が可能です。
東・西・南・北・中央の5コースで運行され、1乗車100円と手頃な料金で利用できるのが魅力。
「小学生以下」や「中学生で生徒手帳を運転手に提示した方」など、条件により無料で乗車できます。
このように、大府市は交通の利便性が高く、通勤・通学がしやすい魅力的な立地のまちなのです。
手厚い子育て支援
大府市が人気な理由の1つは、子育て支援が手厚いことです。
大府市が行う子育て支援の一例をご紹介します。
放課後クラブ開所時間延長
大府市での放課後クラブでは、午後8時まで子どもを預かることが可能です。
通常は午後7時までですが、保護者の就労により午後7時までのお迎えが難しい場合は、一定の条件のもと月額10,000円で延長利用できます。
子ども医療費助成対象の拡大
市内在住の0歳〜18歳までの子どもを対象に、医療費の助成を行っています。
0歳から中学生までは入院・通院の自己負担なし、中学卒業から18歳到達日の以後3月31日までは、入院が自己負担なし、通院が1割負担で医療が受けられます。
家庭で子育て応援クーポンの発行
市内在住の3歳以下の子どもを育てる保護者を対象に、公立保育所と一部私立幼稚園の一時預かりで利用可能な「家庭で子育て応援クーポン」を配布しています。
家庭で子育てをしている保護者がリフレッシュしたり育児疲れを解消したりして、心にゆとりを持って子育てできるようにサポートするサービスです。
病児・病後児保育利用料の一部補助
大府市では、一定条件のもと病児・病後児保育の利用料を一部補助しています。
病児・病後児の一時預かりは、「派遣型」と「施設型」の2種類。
補助対象は原則市内在住の生後6ヶ月から中学校就学前の児童で、1時間あたり800円、1日あたり8時間の利用が上限です。
自然豊かな公園
大府市には、市内に大小さまざまな公園が点在しています。
その中でも「あいち健康の森公園」や「大府みどり公園」は、大人も子どもも思い切り体を動かせる大きな公園です。
「あいち健康の森公園」は、約100ヘクタールの広大な面積がある県営の都市公園です。
子どもに人気なのは、たくさんの大型遊具が整備されている「こどもの森」。
自然に触れ合いながら体を動かせるので、休日のお出かけスポットとして人気です。
「大府みどり公園」は、敷地面積は9.8ヘクタールの野外活動型の総合公園です。
中央広場にある5メートルの噴水は、夏になると”じゃぶじゃぶ池”となり、水遊びをする子どもたちで賑わいます。
公園内には炊事棟や炉付きサイトなどが完備されたバーベキュー場があるので、家族や友人と自然を感じながら気軽にアウトドアを楽しめるでしょう。
他にも、市内には放課後遊びに行ける公園が数多くあります。
子どもたちは遊び場に困ることなく思い切り体を動かせるので、大人が安心して見守れるのが嬉しいポイントです。
整った教育環境
大府市では、小学生、中学生の保護者を対象に英語検定と数学検定の受験料を補助したり、中学生を対象に学習の習慣づけをサポートする「まなポート」を実施したりと、子どもたちの学力向上をサポートするサービスが充実しています。
「まなポート」は、毎週土曜日に市内の4か所の公民館で大学生等のボランティアと一緒に学校の勉強の復習、宿題、学び直しをサポートするサービスです。
他にも、保育所から小学生までがバイオリンに触れる機会が設けられたり、市内全小学校では民間委託されたプロの専門家による水泳指導支援を実施したりと、他の自治体ではあまりみない学習支援が充実しています。
選択肢の多い進学先
中学校以降の子どもの進学先の選択肢が多いのも、大府市の魅力の1つです。
市内には県立の「大府高校」と「大府東高校」、「桜陵高校」の3校があります。
さらにハイレベルな進学先を検討している場合は、名古屋市の学校を選ぶこともできます。
名古屋市で偏差値が高いハイレベルな高校は、私立男子校の「東海高校」や公立の「旭丘高校」。
どちらの高校も偏差値が70程と高い水準です。
愛知県でトップクラスの学校なので、難関大学を目指す場合はハイレベルな名古屋市の高校を選ぶと良いでしょう。
市内の大学は私立大学の「至学館大学」と「人間環境大学大府キャンパス」の2校です。
大学も高校と同様に名古屋市まで行けば数多くの大学・短大があるので、進学先の選択肢が増えます。
どの学校も大府市から電車で通学できる範囲にあるので、安心して通学させられるでしょう。
子育て世帯に優しい大府市でおすすめの物件「E’s garden大府市長草町Ⅱ」
エサキホームでは、大府市の新築一戸建て物件「E’s garden大府市長草町Ⅱ」を取り扱っています。
「E’s garden大府市長草町Ⅱ」は子育て世帯がゆったりと暮らせる理想的な住まい。
間取りは5LDKに加えて、Wウォークインクローゼットと玄関収納、パントリーがあり、たっぷりの収納スペースと広々とした空間が特徴です。
1階にあるのは、LDKと独立和室。
LDKは、20.0帖の広さで、大型のソファやダイニングテーブルを置いてもゆとりがあります。
家族全員が揃っても窮屈さを感じることなく、ゆったりと過ごせるのが魅力です。
独立和室は子どもの遊ぶスペースや昼寝スペースにしたり、ゆっくりする時間を過ごす部屋にしたり、多目的な使い方ができます。
来客時の客間やお泊まりの部屋としても活用できるでしょう。
2階には10.0帖の主寝室の他に、9.1帖の洋室が1つ、7.0帖の洋室が2つあります。
それぞれの部屋にたっぷり収納できるクローゼットが完備され、整理整頓しやすいのが特徴です。
ゆったりとした間取りなので、子どもが大きくなってもゆとりある暮らしが叶うでしょう。
エサキホームでは、「延床面積40坪以上、間取り5LDK」を基本とした、広さを最大限に活かしたゆとりある住まいを提供しています。
上記物件の他にも、愛知・岐阜・三重でさまざまな物件を取り扱っています。
愛知・岐阜・三重の東海地方で一戸建てを探すなら、5LDKが特徴のゆとりある間取りが得意なエサキホームにお任せください。
大府市は子育て世帯におすすめのまち
いかがでしたでしょうか?
今回は、大府市の概要と魅力をご紹介しました。
大府市は各方面へアクセスしやすく、子育て支援や教育に力を入れている子育てしやすいまちです。
病児・病後児保育利用料の一部に補助があったり、預かり時間が夜8時までの学童があるなど、共働きをしている家庭でも安心して暮らせるサポートが整っています。
この記事を参考に、子育てしやすい環境が整った大府市で、新しい生活を初めてみてはいかがでしょうか!